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月の影 影の海 第十章
今週の十二国記。



やっと分ったんだ。
私は私自身でありたいと。


景王さま…

楽俊は私を海客だからと差別しなかった。
なのに王だと差別するのか?
私と楽俊の間には高々二歩の距離しかないじゃないか。


違う。
おいらにゃ三歩だ。



信頼。
そういや楽俊は将来慶に官吏として来るんだったなぁ。
その辺りの話も読んでみたいところ。


朱衡だー!
久しぶりに存在を思い出した。
この人も面白い人だったねぇ。延主従の破天荒振り。
久しぶりに東の海神でも読もうかね。


自分を統治出来ない者に国を統治できるはずがない

己を知っている者は、己が王であるとは決して言わない

陽子と杉本の対比、面白いな。
壁先生の一言は重い。

尚隆過去編突入かと思いきや終わりかい。
お、彩雲国の再放送が始まったわ。
クオリティの違いが明確だから、続けてやるのはやめたほうがいいと思うよ?爆
| | 夜想月雫 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 九章
だから陽子は慎みがねぇって!

楽俊と再会してから、穏やかです。
こんな台詞がでるくらいですから。
楽俊は裸で歩いているようなものなんだよね(笑)
鼠の姿だから気にならないけれど。
ふわふわだから、抱きつきたくなる陽子の気持ちも分らんでもないけれど(笑)

壁先生のところで、さらなる十二国記講座。
木に人の元である卵果ができて、それを捥ぐことで人は生まれる。
そういや十二国記世界での生殖器の役割について
あれこれ話してる人がいたな。

ここで、陽子が景王だと判明。
BGMの十二国幻影が、荘厳でいいんだよね。


尚隆〜〜!
なんていいタイミングで出てくるんだ(笑)
妖魔との闘いのシーンはやはり美味しい。

陽子と同じ、元は十二国世界の生まれで、卵果のまま日本に流された人。
戦国の時代の人であり、当時の名を小松尚隆(なおたか)。
こっちにきても字はそのままで読みは「ショウリュウ」で通してるんだよね。

王になることを迷う陽子に、境遇の同じ彼が自身のことを語るのは、来週かな。
| | 夜想月雫 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 七章+八章
二章まとめてどん。




七章の山場はこちら参照。

世界も私も関係ない
私は楽俊のもとに行くんだ


一昨年の暮れに総集編で見たときは、おぉと思ったけど、
続けて見ると、意外と展開が早い。

微真さんの言葉もいい言葉なんだよね。

母親だからってなんでも分るわけないじゃないか。
大事なことはちゃんと言ってくれなくちゃ、親だって分るわけないさ。
あんたは言ったのかい?分って欲しいことを口に出して


陽子にとって、過去の自分を見つめるきっかけになる、一言。



八章。
延への航路。
杉本が顔変えて乗り込んできます。

帰ったって元のようにはいかないわよ

もう一度帰れれば、前とは違った生き方ができる
その可能性にかけてみたいんだ



そういえば猫の半獣もいたね。
彼は出てすぐに死んでしまったけれど、
杉本にも陽子にも影響を残してるな。

やりたいことをやったんだね


妖魔を食べる妖魔は、偶然現れたんだっけ?
六太がなんかしたんだっけか?
うーん間のエピソードは忘れ忘れだ(苦笑)

次回、尚隆登場v
| | 夜想月雫 | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 六章
騶虞の飛び方って不思議だわ。
足が駆けることもないからね。

楽俊@鼠の十二国記講座。
これで、やっとこっちも十二国記世界のことが分る(笑)
里木から卵果を捥いで人は生まれるのは衝撃だわ。

杉本は荒れた土地に連れて来られてお払い箱。
相当怒ってますねぃ。


最後の陽子のイっちゃってる顔が怖いなぁ。
次回は「私は妖魔だ」だと高笑いし出すんだよね。
「私は何者だ」の答えが“妖魔”。
相当狂ってきてる。

でも、次回以降で蒼猿を切り、「人」に戻る。
最大の山場だ。

あー小説も読みたくなった。


以下、今回の名台詞。



悟った。私は一人だ。
還る所も行く所もない。


そうだ、誰もがお前の死を望んでる。
や、もうお前は死んでるんだ!


だから生きてやる。
誰にも望まれない命なら、私だけでも惜しんでやるんだ。

あの鼠は裏切るぜ?

私は鼠を信じない。
だから裏切りようがない。




祈ってどうにかなるもんじゃねぇ。
試験なら勉強すれば受かる。
金なら稼げば溜まる。
一体神に何を祈るんだ?




やっと分ったみたいだな?

あぁ。ここには神も妖魔もいる。
だからこそ、人は神様に祈っても何もならないことを知っている。
運も神頼みもないから、自分の為に生きるんだ。
海客を売り飛ばすチャンスがあれば、見逃さない。
| | 夜想月雫 | 01:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 五章
それでも見ちゃった、十二国記。




お前の見せている幻なんか、嘘ばっかりだ

誰も信じないんだろ?
こんな世界のやつに何の遠慮がある?


貴方を倒すことで私はこの世界(クニ)で生きていける
あんたなんか友達じゃない!



死ぬの?こんなところで…
そうだ。死ぬんだよ
消えろ…
私は杉本とは違う…私には還る場所が…


**

そうそう。この声ですよv
浅野と二人になってから、陽子もシビアになりました。

そういやこの回からアニメを見たんだった。
十二国記の入口ですね。
最初は意味分からなかったんだ(笑)
塙麟も景麒も六太も一体ナンなんだ!?とね。
唯一、杉本の悪意と蒼猿の不気味さだけは分かるのよね。

今や曲もキメ台詞も全部分るくらいだから、何倍も楽しめます。

あ、ねずみが!!
楽俊登場です。

さて…作業に戻りますか。
| | 夜想月雫 | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 四章
今回から蒼猿語録が続くかも(爆)


痛みなら、一瞬で終わったのに…なぁ?
帰れないよ。どんなに願っても帰れやしない

お前が死んでもだぁれも困らない

裏切られる前に、とっとと斬っちまいな!


底に落とすには十分な言葉だよね。
んで、「自分の存在は一体何なのだろう」とふと考えたくなる台詞。
まだまだ蒼猿の揺さぶりは続きます。


陽子の戦闘シーンが段々と様になってきて、むふふ。
| | 夜想月雫 | 00:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 三章
「いっそ…いっそ、死んでれば楽だったのによ…」

なんでこんだけのセリフなのに存在感あるんだ、蒼猿よ。
あの高笑いと奇妙な動きと顔かねぇ。
しかし、このセリフ言って終わってしまったよ。
これからがいい所なのに。


杉本の警戒、タッキの動き、陽子の甘さ。
これが四章の伏線。
| | 夜想月雫 | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 二章
何章か出るところの、幻夢曲ピアノ好きだわー。
一人で悶えてます。たった4秒のフレーズに。笑



陽子、顔は変わりましたがまだまだ頼りないですね。
言葉が分かるのは陽子だけなのに、取り乱してしまったりね。

唯一冷静な杉本。
彼女がいるからこそ、陽子の変化が際立つ。

塙麟が景麒を封印するシーンは綺麗だった。


次章予告がかっこよかった。
あの言葉は小説から引用していたはず。
蒼猿だよ。ふふふー。
| | 夜想月雫 | 01:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
月の影 影の海 一章
チャングムの字幕ノーカット版は見る気起きないけど、
十二国記の再放送は見るのだ!
せっかくやるんだし、レビューでも書こうかな〜。
毎回書くとは限りませんが。気が向いた時にね。
このカテゴリの活躍回数も増えるってスンポーだ(笑)


妖魔出現の不気味さと緊迫感。
これに音がマッチしてるからいいんだよね。
一気にストーリーに引き込まれる感じ。

多分原作+脚本がいいんだと思ふ。
アニメの鋼と同じ會川氏なんですよ。


景麒の「“許す”とおっしゃい」が一番ヒットでしょうか(笑)
陽子に関しては、もっとズタズタになった頃、
妖魔を斬り慣れたくらいがいいわんv

まだまだか弱い陽子が続きます。

**

足を運んでる十二国記サイトさんに素敵年賀フリー絵があったので、
お持ち帰りしてきました。
この方の絵はラインが柔らかくて好きですv

クリックして拡大
| | 夜想月雫 | 01:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
華胥の幽夢―帰山
このカテゴリー、およそ一年前に書いたっきりで放置してましたが、
久しぶりに書いてみようと思う。

さて今回は「華胥の幽夢(かしょのゆめ)」より「帰山」。




**

利広は呟く。――かくも王朝は脆い

王朝がひとつ死ぬたびに思うんだよ。
看取っていると、否応なく思う。――死なない王朝はないんだ、と。
永遠の王朝などあり得ない。
死なない王朝がないなら、必ずいつか奏も沈むはずだ。



永遠のものなどなかろう


そういうものだ、何もかも。
そう分かっているのに、どういうわけか私は奏の終焉を想像できないんだ。



当然だ。己の死に際を想像できる奴などいない。


…雁なら想像できるんだけどなあ。
雁が沈むのは、延王がその気になったときだよ。
これという理由もないまま、ある日唐突に、それも悪くないと思い立つんだ。
―そうだな、たぶん博打を打つな。天を相手に賭けをするんだ。



悪くない、と風漢は笑う。

俺も奏なら想像がつかないでもない。
風来坊の太子が、この世に繋ぎ止められるのに飽いて、宗王を討つ。



まずいなあ。……あり得るような気がしてしまった。


……想像の範疇のことは起こらぬ。そんなものは、たいがい回避済みだ。


かもね。

**


奏とは治世六百年つづく十二国の中の一国である。
利広は奏国宗王の次男坊。
六百年の間で倒れていく国を何度も見てきた。

一方、風漢は雁国延王 尚隆の仮の姿(暴れん坊将軍でいうとこのしんさんみたいな感じ?笑)
雁も治世は五百年と長い。

国を治める王やその側近たちは、不死身に近いため、
彼らも国の治世と同じくらい生きていることになる。


上の会話はそんな長生きで風来坊な二人が、
今にも倒れそうな柳国で再会したシーン。

永く生き、何度も倒れていく国を見ているからこそ、
共通して思うところがあるのだろう。



変わらず永遠に続く物はない。
永くなるほど、不安を感じる。

利広が、放浪の旅に出ては、必ず帰って来るのも、
「まだ自分の居場所=家族=国はある」と確認するためなのだ。

先は見えないものだけれど、続けていくための戒めがあれば、
まだまだ進める、そんな意志を感じた。



**

この二人のやりとり好きなんだよね。
面と向かっていながら、わざとらしく“風来坊の太子”だの“延王”だの言い合ってるところとか。
飄々とふざけながら、真面目な話してんだよなぁ(笑)


尚隆が奏に行って遊んで捕まっちゃった話とか書いてくれないかしら(笑)
あとは恭国と奏国の話もみたいなー。



華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記
華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記
小野 不由美, 山田 章博
| | 夜想月雫 | 02:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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