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月の影 影の海
夜想月雫(やそうげつれい)は十二国記カテゴリーということで。

はまった経緯は話すとぐだぐだになるのでまた今度。


まずは「月の影 影の海」からお気に入りシーンを一つ。
小説が今、手元にないから、アニメより抜粋。




**

あいつはお前を信用させて、
お前を利用して、
そしてお前を裏切るんだ。


裏切られたっていいんだ。
裏切られたって、裏切ったやつが卑怯になるだけだ。


お前も裏切らなきゃ生きていけないんだよ。

私は死なない。
卑怯者にもならない。
善意でなければ信じられないか?
相手が優しくしてくれなければ、優しくしてはいけないのか?

そうではないだろう。
私が相手を信じることと、
相手が私を裏切ることとは、
何の関係もなかったんだ。


**

陽子が自分の不安の化身である蒼猿を討つシーン。
イメージトラックに収録されてるんだけど、
久しぶりにこれを聴いて、
改めて、今の自分の位置を考えさせられて、ドキッとしたり。

人間の心理を上手く描いている。
小野さんの言葉は、
深く静かに心に沁みる、そんな言葉だと思う。

私にとっての一つの教訓。
頭の中で小野節が囁かれる。
「坊やだからさ」のようにね。


20歳過ぎてからこの世界に嵌ったけれど、
小学校高学年から、中学生くらいの間に出会いたかった。
本当にそう思う。

今だからこそ、分かるものもあるけれど。


月の影 影の海〈下〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
月の影 影の海〈下〉 十二国記
小野 不由美
| | 夜想月雫 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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